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詩人高村純の日記です


by jtakamura95jp

『アメリア』

いつも静的な暮らしをしているので、たまに動的なものを見たくなる。
そこでラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスの『アメリア』を見た。

ジャンルといえばダンス系なのかなと思ったのだが、
バレエの基本がそこここに見えるので、ジャンルとしてはバレエになるんだろうか。

しかしバレエというほど優雅ではなく、あらゆるものが早い。
「じたばたしてる」という表現が似合うほど、何もかもが早く、そして繰り返される。
足を出して引っ込めて、また足を出して…といった具合に。
その速さと繰り返しに心地よさを感じるのが、パフォーマンスを見る楽しさなのだろう。
# by jtakamura95jp | 2006-09-17 14:52 | 随想

新作できました。


高村です。

新作をアップしました。よろしくお願いします。

月と眠る夜
# by jtakamura95jp | 2006-09-12 22:07 | 詩の話

生きる人

何ヶ月か前に、子供が親を殺した話を覚えてるだろうか

教室で子供が殺された話を覚えているだろうか

母親同士の争いで子供が死んだのを覚えてるだろうか

村上?堀江?姉歯?

みんな何事も無かったかのように生きている
# by jtakamura95jp | 2006-08-02 23:33 | 随想

夢を追う

けっこう歌詞を作ったりするのが好きで、やってみたいのだが
そんなオファーが来るわけなく、かといって不精のために売り込みもせず
歌詞とは無縁のまま、相変わらず日々が流れていく。
特に、売れない若い歌手と売れない作曲家に、この売れない詩人が歌詞を書き、
若い歌手が売れる、なんて夢を見るのが好きだったりする。
しかしまぁ、いつそんな時が来ることやら。

この歳になっても、そんな夢は追っている。
たぶん、死ぬ間際で夢か現実か分からないときになっても
何かしら夢は追っている。

詩を書いているのも、一つの夢だ。
明日、新しいフレーズが出てくるかもしれない。
来週、とんでもないフレーズが湧き上がるかもしれない
これほどの快感は無い。
快感は希望になり、希望は道になる。
生きていて良かったと思う瞬間である。

ああ、それにしても。
わが道を行くこの詩人が、夢を実現するのは
いつになることやら。
# by jtakamura95jp | 2006-06-11 04:03 | 詩人という生き方

脳と心臓

人はどこで考えているか…
これはまだ解明されていない。
確かに、情報を記憶したり処理する場所はある。それが脳である。

しかし、一番大切なことは分かっていない。
「生きる意味」とか哲学的な思考を呼び起こすものが無い。
「人はどこから来てどこへ行くのか」なんてことを
電気信号で考えるわけはない。
むしろ、電気信号とは一番遠いところにあると思う。
そして、その感情や観念といったものを、脳が電気信号として処理してる、
と考えれば納得がいく。
脳だって器官の一つである。筋肉や関節と働きは変わりない。
脳が何もかもを考えているとしたら、
電気信号が「死にたい」などという
自分自身を抹殺するような感情を出すわけが無かろう。

さて。それを考えると、感情や観念はどこにあるか、ということである。
人が人であるためのものである。「魂」とでも言えるか。

私は、それは心臓だと思う。
なぜなら、人間は心臓から生まれ、心臓が止まると死ぬからである。
母親のお腹の中で、真っ先にできるのが心臓だということを考える。
それから、脳をはじめ各器官ができていく。
人間の肉体とは、つまり心臓を守る大きな器官なわけで、
それを考えると、心臓はただのポンプとは思えないのだ。


感情は脳には無い。脳は命令を処理し、実行する器官にすぎない。
やはり「心」は心臓にあるのではにだろうか。
そんなことを考えると、さらに思う。
精神科医が出す薬というのは、効いているのか?
脳を制御してどうなるのか?

まぁ、精神科医を信じたことなど一度も無いから、
どうでも良いことだが。
# by jtakamura95jp | 2006-05-28 22:05 | 随想