詩人高村純の日記です


by jtakamura95jp

犬の話。

私の詩に、たまに犬が登場する。

私の詩の犬は、だいたい人間なるものをバカにしているか、
何か変なストーリーテラーな存在だったりする。

だいたい、犬の活動を見ていると、その自由さに呆れる。
我が家にいた犬などは、犬唯一の義務とも言える
散歩さえしなかった。

哲学書だろうが小林秀雄の評論だろうが、
詩のことがクドクド書かれた専門誌だろうが、
彼らには、せいぜい枕か、マーキングの対象か、
さもなくば踏んで歩く程度のものでしかない。

犬にとって人間の小難しい考えなど
枕か、枕にもならない存在なのである。
まったくもって、ミもフタも無いのだけれど、
犬はそういうスタンスなのだから仕方ない。

そう考えると犬というのは、
なかなか上手な皮肉屋であると感じるのだ。
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by jtakamura95jp | 2005-11-01 03:51 | 詩の話