詩人高村純の日記です


by jtakamura95jp

「食って寝ることです」

先日、珍しく会社の飲み会に出席した。
「わが道を行く」私は、基本的に会社の人とのプライベートの付き合いは無いのだけど、
その日は上司の送別会である上に、花を買うという役目を任されてしまったので
仕方なく出席した。

その時、目の前に座ったのが上司の上司Hさんである。
相変わらず私は「接待」とは無縁なので、ほとんど会話が成り立たない。
そして、成り立たないことを気にしない。

そのうちそのHさんが私に聞いた。
「君は、何が得意なのかね?」
私は即答した。
「食って寝ることです」
『三国志』の名軍師、龐統(ほうとう)の名言であるが、通じなかったらしい。

ここで上司の求めている言葉は
「ルーティングテーブルが作れます」とか「サーバならお任せを」という
業務に関することで、
決して、「戦艦大和の主砲のサイズを知ってます」とか
「ガラパゴス諸島の生態系を把握しています」という事でないことは明白だ。
ましてや、「食って寝ること」でないことは、さらに明白だ。

当然、詩や文学のことなら延々と話せるのであるが、
別にそんな話をするほど打ち解けた覚えはない。
それに、プライベートで仕事の話をするのは嫌いだ。

ということで、相変わらず妙なことしか言わない印象を持たれる私であるが、
面倒なのでオッケーなのである。
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by jtakamura95jp | 2005-11-01 07:09 | 随想