詩人高村純の日記です


by jtakamura95jp

カテゴリ:随想( 23 )

勉強に追いかけられる。

集団行動は嫌いだ。だから学校は嫌いだった。
授業もサボったりしていた。
大学の成績はそれはそれは悪い。
授業に出てないから。

しかし変なことが起こった。
数年前、猛烈に勉強がしたくなったのである。
自分で稼いだ金を払い、日大の通信教育部に入った。
それから、怒涛の勉強が始まった。
学科は、国文科。前は経済学だったから、国文を学びたかったのだ。

夜9時くらいまで仕事して、それから夜中の3時まで勉強した。
いったいどうしたのだ。

そんなわけで、編入なので3年から始まり、ちゃんと2年で修了した。

親兄弟は言う。「自分で金を払うと、こんなに勉強するのか」と。

現在は商業学科に入って、この前試験が終わった。
大学院に入りたいところだが、残念ながら資金が尽きた。

そういえば、詩も怒涛の勉強をした。
本を読むのは当たり前で、
名文と言われる文章を書き写した。小林秀雄、川端康成あたりが多かったと思う。
小林秀雄の書き写しは、以前役人時代に昇任試験の前日にもやって、
論文はA評価となった優れものだ。
上下段700ページの、トーマス・マン「魔の山」もやった。
それから、歌詞をきちんと日本語の文章にしてみるとか。

結局よく分かった。
私は、理由が無いと何もしないのだ。
理由があると、怒涛のごとくやるくせに。
国文科も結局、文法を学ぶために入ったようなものだ
(教員免許も取ったけど)

そう思うと、思い当たるフシはたくさんある。
ある。うん、ある。
そしてそれが、やっぱり詩につながるところが、
なんとも、はや。

そんなわけで、勉強をしなかったせいで、
勉強が追いかけてきたような日々であるが、
詩に関しては、どんな苦手な地道な作業でもこなすことができるようだ。
実生活ではアバウトな私であるが、
それはそれでオッケーなのである。
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by jtakamura95jp | 2005-11-02 23:58 | 随想

「食って寝ることです」

先日、珍しく会社の飲み会に出席した。
「わが道を行く」私は、基本的に会社の人とのプライベートの付き合いは無いのだけど、
その日は上司の送別会である上に、花を買うという役目を任されてしまったので
仕方なく出席した。

その時、目の前に座ったのが上司の上司Hさんである。
相変わらず私は「接待」とは無縁なので、ほとんど会話が成り立たない。
そして、成り立たないことを気にしない。

そのうちそのHさんが私に聞いた。
「君は、何が得意なのかね?」
私は即答した。
「食って寝ることです」
『三国志』の名軍師、龐統(ほうとう)の名言であるが、通じなかったらしい。

ここで上司の求めている言葉は
「ルーティングテーブルが作れます」とか「サーバならお任せを」という
業務に関することで、
決して、「戦艦大和の主砲のサイズを知ってます」とか
「ガラパゴス諸島の生態系を把握しています」という事でないことは明白だ。
ましてや、「食って寝ること」でないことは、さらに明白だ。

当然、詩や文学のことなら延々と話せるのであるが、
別にそんな話をするほど打ち解けた覚えはない。
それに、プライベートで仕事の話をするのは嫌いだ。

ということで、相変わらず妙なことしか言わない印象を持たれる私であるが、
面倒なのでオッケーなのである。
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by jtakamura95jp | 2005-11-01 07:09 | 随想

やる気なし。

今日、小泉改造内閣誕生のニュースを見ていて、
ふと思った。

私は政治的なものに関心が無い。そればかりではない。
宗教にも、思想的なものにも関心が無い。
ボランティア的なものなどにも関心が無い。
職場では「我が道を行く」ことにしている。

はて?自分は職業人として、国民としてやる気があるのだろうか?
はたまた、人間としてやる気があるのだろうか?

と思いながらも、別段気にしていない。

そういえば、ある掲示板で「詩人は辛くないか?」とあった。
私は掲示板的なものに興味は無い。
だから別にそこに書き込んだりはしないけど、
私は辛いから詩を書くときはあっても、詩を書くことが辛いと思ったことはない。
だって、自分で決めた道だから。
仕事だってそう、何だってそう。

そんなわけで、今日も詩のネタと頭痛を抱えながら
やる気無さそうに生きていくわけである。
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by jtakamura95jp | 2005-10-31 22:05 | 随想